結論:呼吸で身体のストレス状態→リラックス状態へシフトできる
私たちが普段何気なく行なっている呼吸。
その呼吸でストレス解消やリラックスすることはできるのでしょうか?
結論、呼吸によって身体をリラックスさせることは可能です。
なぜなら、呼吸が自律神経(心臓の鼓動や消化などを無意識下でコントロールしている制御システム)と関わりがあるからです。
呼吸を活用して、ストレス解消やリラックスしましょう😌
なぜ、呼吸でストレス解消やリラックスができるのか?
なぜ、呼吸によってストレスを緩和させたり、リラックスしたりできるのでしょうか?
それは、上述の自律神経による働きが大きいです。
ザックリお伝えすると、
吸う = 緊張(交感神経)
吐く = リラックス(副交感神経)
です。
また、
早いテンポの呼吸 = 緊張(交感神経)
遅いテンポの呼吸 = リラックス(副交感神経)
でもあります。
まとめると、
私たちが緊張状態の時は、
浅い呼吸、吐く秒数が短くなる傾向にあり、
反対にリラックスしている時は
深めの呼吸、吐く秒数が長い傾向にあります。
そのため、呼吸を
深く、ゆっくりとすることで、身体を副交感神経優位(リラックススイッチON)の状態にすることができます。
これが、
呼吸でストレス解消・リラックスできる理由になります。
ポイント
日々頑張っている状態が続くと、「ストレスを感じないようにしよう」「リラックスしよう」と頭で思っても難しい時もあります。
そんな時にこそ、この後ご紹介する呼吸法がオススメです!
思考から変えることが難しい場合は、身体面からアプローチしてみましょう~
具体的な方法:ストレス解消・リラックス呼吸
ここらかは具体的な呼吸法をご紹介していきます。
〈やり方〉
5秒吸って 5秒吐く
〈ポイント〉
リラックスできる姿勢で(大の字に寝てもOK、お気に入りのクッション枕でもOKです)
〈注意点〉
自分に合った無理のない範囲で行う。
目安として秒数がありますがそこに到達するために、力んだり、苦しいのを我慢すると逆効果になってしまいます💦
ゆっくりとした呼吸ペースにすることで、先ほどの副交感神経(リラックススイッチ)が優位になり、心身ともにリラックスモードになります。
緊張する場面でも効果あり!
”緊張”は多くの方が経験されると思います。
緊張ストレス反応の1種なので、ご紹介した呼吸法で対策を練ることもできます。
例えば、緊張する発表前などのタイミングに先程の呼吸法を実践してみてください。
呼吸法を取り入れられると、
緊張=身体のストレス反応 ▶︎ リラックス=身体の緊張度を下げる
身体的に、ストレス反応からリラックス状態へ働きかけることができるので、これが対策の1つとなります。
ただ、緊張していると呼吸をすることを思い出せないかもしれません。
例で出した発表前などの自分にとって緊張度の高い機会だけでなく、日々のちょっとした緊張する場面や、ストレスを感じる場面で、呼吸法を取り入れる習慣をつけてみましょう!
そうすることで、
緊張やストレスを感じる→呼吸法をやる。
これが習慣になります。
過度な緊張を落ち着けられることで、自分本来のパフォーマンスを発揮でき、より良い結果につなげることができます。
ぜひ取り入れてみてください。
番外編:呼吸以外のストレス解消方法・リラックス方法
これまで呼吸法によるストレス解消、リラックス方法をご紹介してきました。
ここからは番外編として、呼吸以外の方法を4つご紹介します!
1.朝日を浴びる
朝日を浴びることで、身体の体内リズムが整います。
良いリズムが繰り返されることで、心身ともにバランスが取りやすくなります。
2.目を閉じる。
私たちは常に上から膨大な情報をキャッチしています。
情報過多になると、常に考える事が脳内回ってしまいリラックスしにくくなります。
3.ホワイトスペースを確保する。
ホワイトスペースとはジュリエット・ファントさんの著書
『WHITE SPACE 仕事も人生もうまくいく 空白時間術』
の中で紹介されている
スケジュールの中に”何もしない”空白の予定を入れることです。
この”何もしない”時間にとても大きな効果があるのです。
私は何もしない時間が苦手だったので、新しい発見でした!
また、”シンプル化の問い”という物事をシンプルに考えるためのコツも知ることができます。
シンプルになることもストレス解消や、リラックスにもつながります。
4.森林浴をする。
ご存知の方も多いかもしれませんが、森林浴にはストレスを軽減する効果があります。
自然の近くでのんびりしたり、呼吸法を実践したり、ウォーキングをしましょう🚶
また、自分のお気に入りの場所を見つけることもオススメです!
これは自然に限らなくても良いのですが、
「疲れちゃったな」「身体や心を休ませたいな」という時に行く”いつもの場所”があると安心感も少し高まるかなと思います。
まとめ
今回は、呼吸とストレス・リラックスについてご紹介しました。
呼吸を変えることによって、ストレス状態や緊張度も変わります。
また、呼吸だけでなく朝日を浴びるなど、ちょっとした行動変化を日々の生活の中に取り入れることで心身ともに変化が起きてきます!
お試し感覚で実践してみて、良いと感じた方はぜひ習慣にしてみてください!
ご覧いただきありがとうございました🍀
”今” を大切に、さらに楽しく生きていきましょう!